脱衣場大パニック
「脱衣場大パニック」
あーーーもうなにもかもいやだ。いやになる。
またもや風呂場の排水溝が詰まっていたのに気がつかず、シャワーを思いきり出して髪を洗っていたものだから、水が溢れ出していたのにも気がつけず、溢れた水は、風呂場の外の脱衣場まで浸水してさらに廊下にまで流れ出していた。
あわてて居間のソファーでぼけーっとしてテレビを見ているはずの夫を呼んだ。
風呂場には呼出しボタンがあるのだが、なかなかこないので、風呂場からガラッと
戸を開けて叫んだ。「なにしてんねん!はよ来てーさー」
ようやく来るなり夫は、「わーー!!なんじゃあこりゃあ」
そう言っただけで、なんもせずにまた居間に戻っていった。ふつーーなんかしてくれるよね?こっちは風呂に入っていて身動きできない状態なのだから。
風呂から上がると、脱衣場は荒海と化していた。
バスマットは海に沈んでいた。
ちょっとくらいなにか敷くなりして水を吸わせてくれてればよいものを気のきかんやっちゃ。まったく。なんのために風呂場から呼んだと思うねん。
ちょっとおぉぉぉぉぉぉおぉと再び居間でソファーに寝っ転がってボケ?っとテレビを見ているはずの夫を呼んだ。文句を言ったら
「オレがやったんとちがう」
と、あっさり言い返された。
次につづきます。